私達夫婦はともに20代半ばで結婚しました。その後賃貸で新婚生活を過ごしていました。私も妻も若かったためよく遊び、よく買い物をして散財ばかりして何も考えず楽しく生きていました。そのため借金も有り生活が苦しくなってきたので、義理の親に頭を下げて同居させてもらいました。その間に貯蓄ができればいいかと軽い気持ちでした。子供が産まれ妻から自分達の家が欲しい。とのこと。それは、義理の姉が家を建てたのが影響でした。しかし、散財癖は改善されず3年間で貯金額は数万程度。愕然としました。このままでは無駄にお金を捨てていくのが悔しく形にしようと家の購入を決めました。
土地選びは、義理の親の所有地があったので迷いなくそこにしました。
家の自慢ですが、床を無垢材を使用したため冬でも床は冷たくならず足元が暖かいです。また、柔らかいため直接寝転んでも痛みを感じにくいです。その材料は地域の森林から伐採し、社会貢献もできたと思っています。
後悔しているのは、3点有ります。多いですね。1点目。窓を二重か三重窓にしておけば、冬の防寒と結露対策。夏の暑さ対策になったと思います。2点目。外壁を当時流行っていた焼杉を使用したこと。外気の影響をまともに受けるため夏は暑く、冬は寒いです。3点目。屋根をガルバ合金にしたこと。夏の直射日光で熱を吸収するのか2階に上がると熱気が強く有り地獄です。また雨の日は雨粒が屋根に当たった音がとても響きます。後悔点の対策のため光熱費がとてもかかっています。実際に体験しないと分からないことなので、もう少し調べてもよかったのですが、仕方ないことですね。
家族からの要望は、一体感があるということでした。個室のドアを引き戸で和室の襖のような感じで作り閉ざされた空間を少なくしました。
子供に対して気をつけたのは、家族で過ごす時間を少しでも増やし、お互いの意見交換ができるよう心掛けました。そのため、個室にテレビを置かない。親も子供も勉強するのもリビングでするなど、リビングでの滞在時間を長くできるように考えました。
家族の絆の変化というのは、当初から良い強さがあったためあまり変わったという印象はありません。
しかし、家を建て自分達の空間でゆっくり過ごすことで家族全員が将来のことを考えるようになり、成長できたと感じています。
- 初めての一軒家を建ててみて感じた事。
- 家探しは自分たちの要望を諦めないで!