誰もが憧れる一軒家。
私も結婚をし、こどもが産まれ、一軒家に憧れておりました。
一軒家に住む前、住んでいた借り上げていたアパートは、スーパー、薬局、コンビニ。そしてアメ車に乗っていたので運転できない妻のため、バス停も歩いて2、3分のところにありました。
全てが近くにある物件であったのと、築1年とほぼ新築で綺麗であったため、私共夫婦はとても気に入っておりました。
一軒家に決めたのも、そのすぐ側に売地が出たことでした。
住んでいる地区の立地は分かっておりますので、引越してからも楽だと考えました。
その売地は日当り良好、住んでいるところから近場、立地も分かっている。この条件は完璧でした。
無事土地を買い、注文に入ると大変なことばかりでした。
部屋割りは建築士さんが理想なものを挙げてくれ、修正したいところを直す程度でした。
問題は、収納、壁紙、戸、外壁の色でした。
小さなサンプルでは分かりづらかったのです。
今思えばモデルルームなど、しっかりとした大きさの見本があればもっと違ったのかな、と思えます。
また、小さなこどもがおりますので家具を選ぶことも苦労のひとつとなりました。
意外とテーブルの高さがむずかしいのです。
こどもがご飯を椅子を座って食べるとなると、大人目線よりも低くしなくてはならないのです。
そして、コンセントもこどもの目に付いて気になってしまうので、目立たないところにつけるだとか、もっとここにもあったほうが良かったな、と思う箇所が何ヶ所かあります。
逆に一軒家で良かったと思う点もあるわけです。
こどもは、まぁよく言えば元気、いろんなものに色々と当てたり傷をつけます。
借家では修理、はたまたご近所様への迷惑となります。
ドアの開け閉めだけでもバタンバタンとするわけですから、壁などの傷も一軒家で良かったと思えます。
何より一軒家を建て、この地に足をつけるわけですから、こどもが学校へ行き、友達を作り成長するわけです。
引越しをして、友達と別れたり新しい地へ行き、その地で地盤を固めていくのは大変な労力がかかりますので、それがなくなると考えると良いことだと言えるでしょう。
最後になりますが、収納がもっとほしいとか細かい作りなど不満は考えたら尽きませんが、家族はとてもこの家を気に入っております。
そして、こどもも家で好きなようにたくさん動け、自分の部屋を持ち、成長をより見守れることが出来ます。
私共夫婦としても、家のことをイチから考え意見を交わすことにより絆が深まったと言えるでしょう。
高かったですが、良い買い物ができました。
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- 注文住宅建築による成長。