人生で最大の買い物である家を買おう!と決心したタイミングは2つあります。
1つ目は子供が生まれたことです。狭いアパートの2階に住んでいてまだ子供が生まれたばかりの頃は良かったのですが、ハイハイをするようになり部屋を動き回るようになると、「この子がもう少し大きくなって部屋中を走り回ったらどうなってしまうだろう・・・」と突然不安になりました。部屋も狭くて子供が遊ぶことはできないし、何より2階に住んでいたので、走り回って1階の方に騒音で迷惑をかけてしまうことが心配でした。これらを気にして子供の行動を制限したり、叱ったりして子供がのびのび育たず、大げさですが性格にも何かしらの影響があるのではと考えました。実際に子供がハイハイした音で1階の方にうるさい!と床(1階の方の天井)を叩かれ、こちらも子供の夜泣きで睡眠不足が続いていたこともあり、ついカッとなって1階の方に直接文句を言いに行ったこともありました。私は会社勤めで昼間はアパートにいませんでしたが、幼い言うことを聞かない子供と昼間もずっとアパートにいる妻の心労もあり、このようなことを繰り返していたのでは子供の成長だけでなく、妻も参ってしまうと思い、家を早急に買おうと決心しました。
2つ目はお金の問題です。30歳で結婚し子供を授かり、ここで家を建てて35年ローンを組んだ場合、ローンの支払いがかろうじて延長含む定年で終わる計算でしたので、当時会社からのアパート家賃補助を結婚後6年(合計約400万円相当)受けられる状態だったのでもったいないとは思いましたが、家を購入する決心をしました。
以上2点が家を買うと決心したタイミングですが、今から20年ほど前の話になります。振り返ってみますと、当時の決断は間違っていなかったと思っています。土地と建物を大した頭金も無く購入したため、金銭的にはキツいときも正直ありましたが、狭いながらも庭もあり、二人の子供ものびのび育ってくれたのは家があったことも大きな要因だったと思っています。
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